風呂好きの動物はいるのか?

風呂好きの動物はいるのか?

どうも。忙しくなってくると「あー、休みたい。仕事サボって温泉行きたい」が、口ぐせになってくる私です。

2泊3日、いや、ぜいたくは言わないから1泊2日くらいで、温泉宿に行って、とりあえず部屋に入ってゴロゴロして、思い立って温泉に入って、露天風呂かなんかで30分くらいボケーっとして、戻ってきてまたゴロゴロしてたらご飯の時間になって、夕飯食べた後にまた温泉行って・・・なんて、夢のような休日を過ごしたいのですが、なかなか叶いません(笑)。

そんなことを、殺伐としたオフィスでパソコンに向かって仕事をしながら妄想していた時、ふと「動物たちは温泉に入ったりしないのだろうか?」という疑問が湧きました。まあ、温泉でないにしても、動物は風呂に入るのか?

何となく気になったので(やりかけの仕事を放り出して)調べてみました。

■結論。動物によっていろいろだったりする。
とりあえず、ネコについて調べてみました。それで分かったのですが、本来ネコは水が苦手、あるいは体が濡れるのが苦手らしい。一説には、ネコの祖先であるリビアヤマネコは、砂漠の乾燥地帯で生活していたので、水に触れる機会がなく、結果、ネコは一般的に水が苦手になったのでは、という。

また、ネコの毛は密度が濃く、ふわふわしている一方、毛に含まれる脂分が多くないため、毛が水を弾きにくい。なので、毛全体が体に張り付いてしまうので、水に入るのを嫌うということもある様子。なるほど。ですから当然、風呂に好んで入るという習慣はない。多くのネコがシャンプーを嫌がるのも、水が苦手だからなのですね。

もともとネコは毛や体を守る油分を分泌しているようで、シャンプーしすぎるのはNGなんだそうです。飼いネコの場合も、短毛種の場合は基本的には毛づくろいだけでOK。時々ブラッシングしてあげれば良いのだそう。どうしても気になる場合は、年に1~2回、ネコ用シャンプーで洗ってあげればよいそう。一方、長毛種のば場合は。ただ、普段からブラッシングしてあげる定期的にシャンプーしてあげた方がよいとのこと。それも、子ネコの頃から水に慣れさせてあげた方がベターっぽいですね。

逆にイヌは、毛に脂分が多いため、水浴びをした後に全身を震わせて水を切ることができる(うん、テレビとかでよく見かけますね。濡れたイヌがブルブルブルって震えて水を切るところ)。なので、水に対する抵抗はそこまではないのだそう。話によると、イヌが入れる浴槽を用意している温泉宿なんかもあるそうですからねぇ。

■あれ、そういえば・・・
よくテレビで、冬に温泉入ってるおサルさんの映像を見かけますよね。あれ、どうなってるんだ? 気になったので(上司から頼まれた仕事を横目で見ながら)調べてみました。

温泉に入るサルがいるのは、長野県北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある「地獄谷野猿公苑」。この地獄谷野猿公苑は、サルたちが近くのリンゴ園のリンゴを食べてしまうのに困った地元の皆さんが、サルに餌付けをして、リンゴ園を荒らさないようにしたことから始まったのだそうです。

その餌付けをしていたのが、たまたま旅館のそば。で、当初サルたちは温泉には入らず、露天風呂にお湯を引くためのパイプが埋めてある場所に集まって、寒さをしのいでいました。

ある日、係の方が餌のリンゴをサルにあげようとしたところ、近くの露天風呂にリンゴが落ちてしまいました。それを見ていたサル、リンゴは欲しいけど、水の中に入るのはなあ・・・と躊躇していましたが、思い切って温泉に入って、リンゴをとり、すぐに出てきました。ところが、同じサルが今度はリンゴとは関係なく温泉に入り、しばらく浸かり始めたのです。

翌日、係の人が今度はリンゴを温泉の中に入れてみたところ、一度温泉に入ったサルは、もう躊躇なく温泉に入ってリンゴを食べ、しかも温泉にしばらく浸かるようになったのだとか。そんなことを何度か繰り返しているうちに、徐々にリンゴなしでも温泉に浸かるサルが登場し始め、今では普通に入浴するようになった、とのこと。

つまり、サルは自分から好き好んで温泉に入り始めたわけではなく、餌を取りに仕方なく・・・という感じで入ってみたところ「アレ?何コレ?温かいんだけど?」てな感じでハマった、というのが真相らしいんです。

サルたちが温泉に入るのは主に冬だけ。主に防寒のために入浴しているだけで、冬以外の時期は露天風呂に入らない。係員が餌を露天風呂の中に投げ入れても、サルは露天風呂に入って餌を取ると、さっさと出てきてしまうんですって。

そう考えると、誰にも強制されないのに自分から風呂に入りたがる人間ってのは、生物界では珍しいほうなのかもしれませんねぇ。

なるほど!!よっしゃ、よくわかった。・・・さて。とりあえず、上司に頼まれた仕事に戻りますね。ではまた。

動物病院検索・夜間救急動物病院検索は101アニマルへ

ページTOPへページTOPへ