紹介／ご案内

獣医療は総合診療です。

循環器科・消化器科・泌尿器科・皮膚科・神経科・眼科・歯科・産科…など全科診療を行い、なおかつ内科・外科治療を行っています。

具体的な症状がなく「いつもより元気がない…」と飼い主さまが動物をつれていらっしゃいます。もちろん様子を見るばかりだと悪化することもありますので、その時点で来院されることは大切です。

その状況下で検査を行い、様々な病気の原因や症状を考え特定することや、場合によっては夏バテ？痒み？ストレス？かもしれません。

言葉を喋れない動物から、原因を探すのに重要な事は以下になります。

１）飼い主さまに動物の症状・経過を問診します。
２）身体検査・生活環境・予防歴・品種・年齢・性別などから、いくつかの診断候補を考えます。
３）必要な検査を行い情報を得て候補を絞ってゆき、最終的な診断にたどりつきます。

したがって来院の際には、日ごろからペットの状況を把握されている方が同伴することが一番望ましいです。
なかには痛みを我慢してしまう動物や、怖くて攻撃してくるような場合があり、スムーズにひとつの診断にたどりつかないこともあります。

「獣医師は、総合的に動物を診ることができる」

獣医師にとっては多くの知識と経験を持っていなければならない責任でもありますが、病気を多方面から考えることができるという獣医療の強みでもあります。動物の健康と、飼い主様のため獣医学・技術・設備なども進歩しており、常に向上心を持ち続けております。