帰ってきた あの動物を飼いたいシリーズ

以前、ゾウ、コアラの飼育に(脳内で)チャレンジし、失敗したアニマルスタッフ陣。今回こそ、ちゃんと飼える動物について紹介しよう!!という話になり、なんと好評(かどうか知らんけど)につき第二弾!!あの動物は飼えるのかシリーズ!!

ジャイアントパンダは飼えるのか?


うん。まず軽くジャブを打っておくけれども、ジャイアント馬場は飼えません。何しろ故人だし、全日本プロレスの元社長だから。無理無理。ジャイアント馬場を飼育できる可能性があるとするならば、それは唯一、元子夫人だけです(知らんがな)。



あと、ジャイアント白田も飼えません。ええ。人権的な問題もあるし、万が一本人が「いーよー!」と言ってくれたとしても、食費がヤバそうです。あ、でも「串カツ しろたや」とか経営してるし、食費くらいは自分で出してくれるかも!

うん。そういうことじゃなくて。

まずは、皆さん大好きジャイアントパンダ。残念ながらジャイアントパンダは絶滅危惧種に指定されていて、輸出国である中国と、輸入国である日本、両国の許可を取ることが必要なんだそうです。が、まあ、個人で両国の許可を取るのはほぼ不可能。あらら。

じゃあ、日本の動物園はどうしてるのかというと、ジャイアントパンダのペアをレンタルする代わりに、ジャイアントパンダ保護資金を中国に納めているのだそう。その額、1億円。

年間で一頭あたり5000万円を高いととるか、安いととるかは皆さんにお任せしますけども、入手は相当困難なご様子。

あんな白黒の顔でササをハムハムしてるだけのヤツなんですがねえ。年俸で言えば、ちょっとしたプロ野球選手くらいってことになるわけです。うむー。

さて、一応生息条件を確認しましょう。元々は高知に住んでいるので、カツオの叩きや坂本龍馬をこよなく愛します・・・。ごめんなさい。高地に住んでいる動物なので、暑さや湿度が苦手。日除けや風通しの良い涼しい木陰、寝室にはクーラーを設置し、室温は25℃以下をキープします。うむ。こりゃ日本の夏に全く向かないタイプだな・・・。

主食は、ご存知の通りタケやササ。中国のジャイアントパンダ繁殖研究基地では、食料としてたけのこ23~40㎏、ササ10~18kg、竹の枝17kgを与えているとのこと。むろん1日に。しかも、タケはおいしいところしか食べない(!!!)ので、季節や日によって食べる量は増減するのだとか。

こりゃもう、ちょっとワガママで暑さに弱いギャルと付き合ってるようなもんですな。パンダとギャル、どっちと付き合うのが良いかって話で。いや、ギャルは年間5000万もかからんか・・・(何の話?)

変幻自在なアイツは飼えるのか?


次。カメレオンを飼ってみましょ。

カメレオン。面白いじゃないですか。自分の体色が変わるんだよ?カメレオン。

カメレオンを入手するのは・・・実は比較的簡単だったりします。ちょっと大きいペットショップ、あるいは、爬虫類系に強いお店であれば、入手できる可能性が高いのだとか。



飼い方としては、実は比較的イージーで(今までがハード過ぎたという説は聞かない)、爬虫類専用ゲージ、または大きいカメレオンなら鳥かごでも飼える。小さいと、隙間から逃げちゃうかもしれないので、要注意。ほほう。ここまでは「入手すら無理!」だったのに比べて、ハードル低め。

紫外線灯と保温球は必須。一応熱帯性の生き物なのでね。また、ゲージの中には観葉植物を入れる。基本、木の上で生活する樹上性なので、これは必須。水は皿に入れて置いておいても飲まないので、口にスポイトで水を与えるか、観葉植物に霧吹きで水を吹きかける。

エサがまた厄介で、基本、生きたエサしか食べない。し、従来は同じエサばっかり食べていると栄養が偏ったりすることもあったらしい。ただ、最近はペットショップで売ってるエサ用のコウロギを与えれば、基本的には大丈夫。もちろん、庭等で取れる昆虫を与えるのもグー。

日中は外に出して、日光浴をさせてやると良いらしい。ただ、あまり直射日光に当てすぎるのも良くないらしく(紫外線は当たった方が良い)、すだれなどで程よい日陰を作るのがポイントだそう。



カメレオンも、それなりに飼育は大変そうだなあと思うけれど、ゾウだのパンダだのを見た後だと、何となくイケそうな感じがするのが不思議。いや、大変だろうけど。

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