トップページ > お役立ちコラム > 犬の病気・怪我 > 犬の病気【中毒】について考える
投稿日:2018.10.10 カテゴリー:犬の病気・怪我
犬や猫を飼っていて怖いのが誤飲や誤食などからくる中毒ですね。私の周りでもたまに話を聞きますが、場合によっては重篤な事態になることもあるので、一般論として再度確認したいと思います。
動物病院検索・夜間救急動物病院検索
2024.03.06
動物の殺処分を考える
2023.08.17
ペットとの生活と光熱費
2023.08.07
ペットとの車移動って
2023.07.27
夜間救急動物病院(徳島県)追加
徳島県について調べてみました。
2023.07.25
保護猫を考える
2023.07.19
夜間往診は動物、飼い主さんにとって重要なサービス!
2023.07.17
大切なペットと旅行を楽しむためのチェック!
2023.07.14
夜間往診専門獣医様追加 みやざき夜間往診ペットクリニック
2023.07.10
夏の熱中症に注意!ペットの熱中症対策
2023.07.03
犬の種類について考えてみた
2023.05.25
夜間診療対応病院様追加 千里中央動物医療センター
2021.12.10
里親さん募集!ベサニーちゃん(メス)
2021.11.19
アトムくん!里親さん決定!
2021.09.17
里親さん募集!アズ、メイ、アトム、涼真!
2021.09.03
里親さん続々決定!
2021.06.15
可愛い子犬
2021.06.04
好き嫌い
2021.05.26
指の怪我
2021.02.11
目には目を、犬には犬を
投稿がありません。
ページTOPへ
© 2024 犬の病気【中毒】について考える | お役立ちコラム | 動物病院検索(夜間・時間外・救急)|保護犬・保護猫情報発信の101アニマル
犬や猫を飼っていて怖いのが誤飲や誤食などからくる中毒ですね。私の周りでもたまに話を聞きますが、場合によっては重篤な事態になることもあるので、一般論として再度確認したいと思います。
犬猫が中毒を起こす可能性があるもの
(ネギ類)
これは一般的によく聞く事ですね!玉ねぎ、長ネギに含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が、赤血球を破壊する為に溶血性貧血を起こしたり、血色素尿を出したりし、本当に重篤な場合には死亡する事も。ネギ自体もそうですが、ネギからでる成分がいけないので、ネギが目に見えなくても注意は必要です。
(マカデミアナッツ)
原因は不明ですが、一度に大量に摂取すると、嘔吐、運動失調などを起こすことも。人間もそうですが、何事も適量に。
(チョコレート)
チョコに含まれるテオブロミンが、中枢神経を刺激して、急性心不全を起こすこともあります。
(殺虫剤)
明らかに有害ですよね。。。有機リン系、塩素系の殺虫剤をなめたりすると、嘔吐、下痢、痙攣、吐血、下血や、昏睡状態になることもあります。これは口からだけではなく、皮膚から多量に吸収することでも症状を起こすこともあります。
(殺鼠剤)
犬よりは猫が接する機会が多いかと思いますが、ネズミ捕り用の殺鼠剤に含まれているワルファリンなどの成分が中毒を起こします。もともとネズミを殺すために作られているので、有害であることは間違いありません。摂取した場合、粘膜からの出血、血便血尿、呼吸困難や激しい貧血を起こし死亡するケースもありますので、猫が自由に動ける環境にある場合は、誤飲しないように気を付けることが大切です。
(除草剤)
庭や駐車場など、除草剤がまかれた所で草を食べたりした場合に中毒を起こすことがあります。食べるだけではなく、除草剤の付着した足の裏や体を舐めることでも同様です。自宅以外の場所では除草剤の散布の有無が確認できないので、注意が必要です。
(植物)
散歩中、犬が食べて中毒を起こす植物は結構あるんです。
アシビ、アマリリス、スズラン、キョウチクトウ、シャクナゲ、ジキタリス、イチイ、ソテツ、毒キノコ類など、種類によって症状も様々です。昔は定期的に草を食べさせて胃の中の調子を整えるなどといった行為が結構ありましたが、それは危険な行為です。
基本的にはよく分からない物(植物含む)を食べようとしたら取り上げましょう
(爬虫類など)
ヒキガエルやイモリなどを口にしてしまった場合、体内で分泌する毒物により、中毒が起こります。ヒキガエルの耳腺から出る毒物は、最悪、死亡するケースもありますし、人間同様、毒蛇に噛まれた場合も解毒などの治療が遅れると死亡する事もあります。
※記載内容は医学の進歩や見解によって変わってくる可能性もあります。あくまで個人的に調べた事を記載しておりますので、参考程度にしてください。飼い主さんが症状を自己判断して動物病院に行かない、獣医さんに相談しない事が一番危険です。動物は喋れません、何かいつもと違う行動など異変を感じたら、すぐにかかりつけの動物病院に相談してください。
動物病院検索・夜間救急動物病院検索